お久しぶりです。やっと書きました

ご無沙汰しています。ワタナベです。

最初の投稿から随分と時間があいてしまいました。第一回の投稿を読んで頂いた方はご存知の通り、僕はこのブログに「一回の投稿に一つだけ嘘をつく」というルールを設けているのですが、、、このルールがなかなか厄介でして。2回目の投稿に至るまでにだいぶ時間がかかってしまいました。誰だこんな余計なルール作った奴。

かといって何か思いついたから書き出したわけでもないのですが、ひとまず見切り発射。

大学生がブログに書けることなんて精々サークルのことだろうと思われがちですよね。

はい。サークルのこと書こうと思います

僕は当初、早大生なら誰もが知っているであろう某放送系サークルに所属しようとしていました。「しようとしていた」というのがミソでして、正式入会に移行する前にやめてしまいました。

一浪を経て兵庫から上京、ようやく大学生になったばかりの僕は、

「てやんでい、大サークルにおんぶに抱っこで終わる様なタマじゃねぇやい!!」

と、身に覚えのない江戸っ子の血が騒ぎ出す程度にトガっていました。

とまあ、現代日本において薔薇色のキャンパスライフを送る上で必須アイテムとも言うべき「サークル活動」を泣く泣くかなぐり捨てたわけですが、そんな僕に手を差し伸べてくれたのが

「週末」制作倶楽部

と名乗るサークルでした。これに怪しさを察知しなかった当時の自分は愛すべき阿呆と言わざるをえません。

「人生に、あらん限りの『週末』を」

というのがこのサークルの基本理念であり、サークル創設者曰く、

「バイトにサークルと忙しい大学生にとって、土曜・日曜など形式的な週末に過ぎない。『何をしてもいい、なんなら何もしなくたっていい』という、時間の生殺与奪を掌握した状態そのものを『週末』と呼ぶ」のだそうです。

「真の芸術が生み出されるためには奴隷制度が必要不可欠」と言われるように、「週末」と創作活動というのは相性がいい。不意に手に入った余暇、すなわち『週末』に創作活動を行うことで、その活動自体が『週末』の存在を担保する。こうして循環的に人生に「週末」を見出していく。

大体サークルの理念はこんなものですが、さしずめ既存のサークルに馴染めなかった創設者のこじつけです。

しかしそれでも活動は鋭意行っており、小説・脚本などといった文芸方面の創作から音声/ 映像ドラマ制作まで、割と幅広く取り扱っています。

サークル員として僕が直近で取り組んでいるのは群像新人文学賞」への投稿用作品です。

「おいおい、突然何を言い出したんだこいつ」と思われるでしょう、なんせ僕が一番そう思っていますから。なんといってもあの村上春樹が作家として初めて獲った賞がこの群像新人賞ですからね。

とはいえ、小説原作→脚本化→映像/音声など他メディア化 この一連の流れを一つのサークルで行えること。そしてそれを一年坊の僕が担えるという内部構造の柔軟さ!これこそ片手を使えば足りるこのサークルのアピールポイントです。

分不相応に壮大ではあるものの、一応大学生としての指針というか地図を得られたのはこのサークルのおかげです。新宿を歩くのに日本地図を渡されたような不安感はありますが無いよりマシでしょう。

ひとまず群像新人賞は10月の末が締め切りですから、当たって砕けろの精神で投稿したいと思っています。

なんとかここまでブログを書き進められました。見切り発車の割によくやった方です。本当にあればいいのにそんなサークル。作ろうかな

それでは今日はこの辺で。